キャバ嬢は、賃貸マンションに入居するのが難しいと言われています。
しかし、物件を貸す側の気持ちをしっかりと考えてポイントを抑えれば、借りられない訳ではありません。

今回は、キャバ嬢が賃貸契約をする時に注意すべきことや知っていて損はないテクニックについてご紹介していきますね!

水商売が嫌がられる理由

まず、水商売などのナイトワークをしている人は、お家を借りようとする時点でマイナススタートだと思っておく方が無難です。

大家さんや管理会社は、仕事が水商売だと知るや否や、以下のようなイメージを抱きます。

・常識がなくトラブルが多そう
・昼夜逆転のため騒音トラブルが発生しそう
・友達や男を連れ込んで騒いだりしそう
・隣人と喧嘩しそう
・収入が一定ではない
・手続きがいい加減で時間がかかりそう
・タバコで部屋を臭くされそう
・掃除ができなさそうで部屋が傷みそう

当然ながら全員がそういう訳ではないのですが、特に大家さんが年配の方である場合「常識が無い若い子は嫌だ」とイメージだけで拒否される可能性があります。

上記の「嫌がられそうなポイント」をいかに消していくか、これが賃貸契約を勝ち取るために必要なこととなります。

第一印象勝負はキャバの仕事と同じ!

不動産屋さんに行く時には、なるべく地味にプレーンな格好で行くべきです。
同伴前のような派手さは、イメージを落とす原因になりかねません。

ヘアカラーはどうしようもありませんが、髪はまとめて露出の少ない服にし、バッグや靴が汚れていないかチェックしましょう。

例え大家さんや管理会社の担当者に会わなかったとしても、後から不動産会社の方が「どんな人でした?」と聞かれます。

その時に、「普通に良い感じの人でしたよ!」と自然に言ってもらえるように、しっかりと外見を作ってくださいね!

保証人や緊急連絡先はなるべく親にする

本人に何かあった時に責任を取れる人物がハッキリする方が、当然審査に通りやすくなります。
連帯保証人や緊急連絡先は、なるべく親である方が望ましいです。

親とちょっと連絡が取りにくいレベルの不仲であれば、自分のために頭を下げてお願いするのがベターです。

兄弟でも良いですが、友人など関係性が薄くなればなる程、審査が通りにくくなることは言うまでもありません。

例えば、親から虐待を受けていたなど特殊な事情があって保証人に出来ないという場合は、それを不動産会社に言うべきです。
「それは仕方ないな」と思えるような理由があれば、何とかなることもあります。

または、賃貸保証会社を使うという方法もあります。
別途費用はかかりますが、マンションを借りられないという事態を打破するためは仕方ないという場合もあるでしょう。

不動産業界繁忙期を避ける

1~3月は特に新生活に向けて多くの人が家を探していますので、ライバルが多くなり審査に落ちやすくなります。

6~8月ですと閑散期になりますので、大家さんや管理会社としても「空室はなるべく埋めたいしね」ということで審査が甘めになります。

契約までに色々と準備が必要になりますので、引っ越し時期が先であったとしても6月くらいから徐々に部屋探しをしていく方が後々焦らなくて良いかもしれません。

入居申込書を雑に仕上げない

お気に入りの物件が見つかったら、大家さんや管理会社に賃貸の入居申込書を提出します。
自分の情報や連帯保証人の情報、勤務先の情報などを記載するのですが、手書きで埋めていかなければいけないケースがまだまだ多いです。

Web上で打たせて欲しいものですが、大家さんや管理会社はこの「手書きの文字」からも、トラブル回避をしようとしています。

あまりに雑で文字が汚かったりすると、「いい加減な人なのかも」ということで、それだけで審査を落とされることもあるのです!

文字が汚いだけで落とされるということは稀かもしれませんが、他にも「うーん」と悩むようなポイントがあり、極めつけに汚い入居申込書が届いたら「あ、やっぱダメだな」という流れになってしまうかもしれません。

入居申込書を書くのは面倒ですが、なるべく丁寧に綺麗に書き、空欄がないようしっかりと記載してください。

そして、これは不動産会社の方に確認してからにした方が良いですが、絶対落ちたくない場合は備考欄に「とても素敵なお部屋に出会えて嬉しいです。丁寧に扱い、周囲との調和を大切に静かに生活していきたいと思います。何卒ご検討お願いいたします。」など、メッセージを添えるのも一つのテクニックです!

キャバクラも心づかいが鍵ですが、賃貸契約の際も存分に発揮していきましょう!