夜のお仕事をしていると、必ずと言っていいほど何かトラブルが起こります。

お店のスタッフに相談するのが一番ですが、自分しか頼れない場合も。

よくあるパターンの対処法をいま一度チェックしておきましょう。



お客さんとのトラブルやあるある

夜のお仕事は男性客を勘違いさせてしまうことも少なくありません。

代表的なよくあるトラブルと対処法を見ていきましょう。


ケース① お触りされる

必ずと言っていいほどあるのがセクハラ。

キャバクラは触っていいところではありませんが、勘違いや酔いもあるのでしょう。

あわよくば…と胸や太ももを触ろうとする方も多いものです。

~対処法~

間違ってもそこで激高はNG!

怒る気持ちも分かりますが、感情に身を任せてしまうことはスマートではありません。

お客様によっては悪気がないこともあります。

そこは堪えて軽くあしらい、ギュッと手を繋ぐような形にして相手の膝の上に乗せておくと効果的です。

ただし、あまりにもしつこい場合は一旦退席しお店のスタッフや店長に相談するようにしてみましょう。


ケース② 「君に指名替えしちゃおうかな」

クラブは基本的に永久指名制ですが、キャバクラはそうではありません。

とはいえキャスト同士でお客さんを取った、取られたのトラブルにもなりかねないため、指名替えはなるべく避けたいものです。

~対処法~

ヘルプについたお客さんに「君を指名したい」と言われたら、まず「〇〇ちゃん(本指名のキャスト)に怒られちゃいますよ」と軽くいなします。

引き下がらないようであれば「私は浮気性の方はダメなんです」と言いましょう。

もし本気で指名替えをしたいということならば、本指名のキャストに許可を取る必要があります。

この辺りの対応はお店によって異なりますので、まずはスタッフに要相談です。


ケース③ 支払いの段階で「お金が足りない…」

酔って気が大きくなり、支払いの段階になって現金が足りないということは多々あるもの。

たいていの場合はクレジットカードで支払いますが、奥さんが家計を握っているなどでカードが使えないこともあります。

~対処法~

スタッフがATMに一緒に着いていったり、場合によっては無銭飲食で警察に行くことも。

もし一見さんがどんどん高いお酒を要求する場合、念のためスタッフに相談しておきましょう。

本指名のお客さんはあなた自身が懐具合を探っておくのも大事です。



お客さん以外のトラブルやあるある

お店のスタッフや同僚とも一緒に働いているため、そちらの人間関係に問題が発生することもあります。


スタッフとキャストが付き合ってる?

黒服とキャストが付き合うことは風紀と言い禁止されていますが、恋愛感情を持ってしまうのは避けられません。

ただお互いに嫉妬心を持ってしまうため、メリットよりデメリットのほうが大きくなります。

~対処法~

同僚が黒服と付き合っているな…と思っても、気付かないフリをしましょう。

もしあなたがスタッフに言い寄られたら、上の人に相談してください。

対処してくれないようであれば、色恋管理と言って売上に貢献してもらうためにわざと行っている可能性があります。

スタッフとは一定の距離を保ち、別のお店を探すほうが賢明です。


本名や年齢をバラされた!

悪気はなくても、待機中に言ったことをお客さんにうっかり話してしまう女の子がいます。

こちらとしては「昼間は大学生、本名は源氏名と同じ」といった設定でお客さんと接しているのに、本当のことを言われてしまうと大変ですよね。

~対処法~

お店には仕事をしに来ていますので、同僚にも必ずしも本当のことを伝える必要はありません。

自分にとってバレたくない情報は言わないのがベター。

もし本当に仲の良い友達になれても、お店にいる間はお互い源氏名で呼び合うようにしましょう。



トラブルは未然に防ごう

自分次第で防げるトラブルが多いことはおわかりいただけたでしょうか。

もちろん相手のあることなので、上記に挙げた対処法を試してみても必ず大丈夫とは限りません。

しかし何もしなければいずれ大きなトラブルに巻き込まれ、最悪の場合は警察沙汰になることも。

自分の身を守るためには、気を付けすぎ!と言われるくらい注意しておきましょう。



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